| 防水には4種類の工法があります。アスファルト防水、ウレタン防水、シート防水、FRP(Fiber Reinforced Plasticの略称)防水の4つです。それぞれの防水にそれぞれの特徴があり、条件に応じて工法を選択します。
屋上やベランダについてはシート防水かウレタン防水が用いられます。 シート防水は屋上用として広く使われている方法ですが、突起物や設備の多い場所には向きません。 そんな場合にはウレタン防水を使います。ただし、シート防水もウレタン防水も通気性がないため、脱気筒を設けます。屋上緑化や他のニーズで脱気筒を付けたくない場合、シート防水工法としては水を通さず水蒸気だけを通すシート(筒中、早川ゴム等)がありますし、ウレタン防水では通気緩衝シートを間に入れ、発生した水蒸気を分散する方法を用います。 さらに、改修工事ではシート防水、ウレタン防水のいずれにおいても紫外線や磨耗に強いウレタン・トップコート(最終仕上げ材)をコーティングします。
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