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外壁の下地補修こそが建物の寿命を左右する
1.薬品洗浄による汚れの除去
外壁の下地補修こそが建物の寿命を左右する1.薬品洗浄による汚れの除去
 まず、最初にしなければならないのは、劣化した旧塗膜の洗浄と弱密着旧塗膜の剥離です。このため、洗剤によって塗膜表面を洗浄し、汚れを落とします。下地によって洗剤も選ぶ必要がありますが、モルタル、コンクリートの場合にはその性質と同じアルカリ性の洗剤や中性洗剤を用います。ガラスや金属の場合や汚れがひどい場合は、フッ化水素が少量混合された強酸性の洗剤を用います。最近は、バイオ洗浄と呼ばれる環境重視型の洗剤やオレンジなどの柑橘類油脂を使った洗剤などもでてきていますが、洗浄力は強酸性洗剤の代表例である「ピカソ」にまでには至っていません。しかし、「ピカソ」などではその酸性度が強すぎるため、庭木が枯れるという弊害もあり、現場ごとに適切な洗浄方法を考えてゆく必要があります。またその他特殊薬剤を使用したほうがいい場合もあります。
(写真:株式会社林塗装店/神奈川提供)
2.高圧水洗浄による付着物の除去
 薬品で汚れを落とした後は、その洗剤を完全に洗い流すことが必要です。薬品は場合によっては塗膜内部に吸着されているため、高圧水洗浄により吹き飛ばす必要があります。アルカリ洗剤の残留は新しい塗膜の変質や剥離を起こすため、この工程も省略することができません。同時に、密着性の悪い付着物や旧塗膜を剥がすため、40〜150kg/cm2の高圧水洗浄で洗浄です。このように、洗浄というよりは密着性の悪い塗膜を高圧洗浄により奇麗にはぎ取っているというべきかもしれません。
3.タイル浮き、外壁モルタル浮きの補修
3.タイル浮き、外壁モルタル浮きの補修
 RCの場合、コンクリート壁の上にモルタルを塗り、さらに塗装やタイル貼りを行います。このモルタル面とコンクリート面の境に空洞ができる現象を「浮き」といいます。浮きはほっておくと外壁モルタルの剥離を起こし、1平方メートルを超える大きさになると壁面の落下という事態を引き起こし、通行人や車に被害が発生することがあります。これを防ぐために、浮きの補修は塗装よりも何倍も大切な補修なのです。
 具体的には、タイル目地などの目立たない場所に直径8mm程度の穴を開け、その穴にエポキシ樹脂系接着剤を流し込み、コンクリートとモルタルの剥離部分を接着します。エポキシ樹脂の接着強度は、コンクリートとモルタルとの接着強度の2倍以上あり、経時的にも10年以上の耐久性が報告されています。
4.外壁モルタルのひび割れ(クラック)の補修
 クラック補修作業は以下の3つの方法に分類されます。

(1)比較的クラックが小さい場合(1mm以下)

 ヘアクラック等の小さなひびの場合、クラックが進行しないようにカチオン下地補修材を塗り付けます。このカチオン材は、フィラーと言われる充填剤が含まれる微弾性樹脂であり、言ってみればフィラーがアンカーの役割をしてクラックの両側のモルタルをしっかり掴み、さらにフィラー同士が樹脂と一体となり微量ではあるもののゴムのように伸び縮みするため、クラックの広がりを押さえる性質があります。この処理により初期の小さなクラックは補修できます。

(2)中程度のクラックの場合(1mm〜3mm )

 まず、ひび割れに沿ってクラックの部分とその周辺のゴミや埃など刷毛等で除去します。シーリング材を必要なところへ効率よく充填するために、溝に沿って両側にテープを貼ります。下地モルタルとシーリング材の接着をよくするために、プライマーと呼ばれる接着剤を塗布します。ひび割れに沿ってシーリング材を充填します。この場合、後工程で塗装するためシーリング材としてはウレタンノンブリードと呼ばれるものを用います。後工程で塗装する場合、塗装面にシーリング材に含まれる可塑剤が溶け出し、シミを作ります。そこで、そのような可塑剤が広がらないノンブリードタイプのウレタンシーリング材を用います。シーリング工程で充填した余分なシーリング材はきれいにヘラ等を使用して面取りします。そして養生テープを除去し、下塗りとしてのカチオン材塗装工程に進みます。

(3)大きいクラックの場合(3mm以上 )

 ひび割れに沿ってダイヤモンドカッターでクラックの部分をUの字にカットします。なぜUの字にカットするのかというと、ひびの幅を広げ、Uの字状に溝を切ることにより、この後の樹脂モルタルや軽モルタルを充填したときの接着面積を大きくし補強力を持たせるためです。次に、Uの字にカットに沿ってクラックの部分とその周辺のゴミや埃など刷毛等で除去します。細かいクラックも同時に補修しますのでシーリング材、樹脂モルタル、軽モルタルを必要なところへ効率よく充填するために、溝に沿って両側にテープを貼ります。下地モルタルとシーリング材の接着をよくするために、プライマーと呼ばれる接着剤を塗布します。3〜5mmのひび割れの場合は、ひび割れに沿ってシーリング材を充填します。5mm以上のひび割れの場合は、シーリング材では十分な強度が得られないので樹脂モルタルや軽モルタルをひび割れに沿って詰めていきます。最後に、充填した余分なシーリング材や樹脂モルタルはきれいにヘラ等を使用して面取りします。養生テープを除去し、下塗りとしてのカチオン材塗布(塗装の下塗り)などの工程に進みます。
5.RC(鉄筋コンクリート)の爆裂による欠損の補修
 階段の手摺などがコンクリートに埋められている部分の腐食補修は手間ひまがかかります。鉄部補修は、ケレン(研磨による錆落とし)、錆止め塗装、鉄部塗装という工程で補修しますが、この鉄部がコンクリート内部に入っている場合、鉄の腐食による膨張のため、コンクリートの剥離がおきます。これを爆裂といいます。爆裂は、通常のコンクリート面においても、クラックからの雨水の浸入などによりコンクリート内部の鉄筋が腐食して起こるのです。この爆裂を直す工程は以下の通りです。

 まず、爆裂のある箇所をよく観察し、ハンマーなどの工具を使い、腐食している鉄筋部分をすべて露出させます。次に鉄筋部分をカワスキ、ケレン棒などにより錆を落とし、黒錆または金属面が見えるまで磨きます。錆止めは通常、ジンクロといわれる鉛系の錆止めを使いますが、ジンクロは鉄との電位差により錆を食い止めるため、赤錆が残っている状態では効果が激減します。ケレンが難しい状況においては、コスト的に高くなりますが、赤錆を包んで進行を止めるタールエポキシ系の錆止めを使います。鉛は人体への影響があるため、どちらかというとエポキシ系の錆止めが主流となっています。錆止めが終わったら、モルタルや樹脂モルタルと既存コンクリート面を接着するために、プライマーと呼ばれる接着剤を塗布します。既存外壁に模様がある場合はローラー等で同じように模様をつけていきます。もちろん、外壁欠損部分の痕跡はほとんど分からなくなります。また、手摺部分の仕上げ塗装は溶剤系のウレタン塗装を行います。
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